煩わしいゲームオーバーレイのリンクポップアップを消すには?
これにはイライラさせられること間違いなし。ゲーム中や配信中、ただブラウジングしているだけなのに、突然このオーバーレイのリンクがポップアップし続ける…特に画面録画や没入しようとしているときに限って出るとなると、もう頭にきますよね。実は、これを完全に消すのはちょっとしたコツが必要で、設定画面だけでは解決しない場合も多いんです。私も最初は手こずって、いろいろ調べたり試したりしながら、最後にはレジストリを弄って根絶しました。
最初に確認:ゲームバーとXboxの設定から
まずは設定画面に行きましょう。慣れていないとちょっと見つけるのが難しいこともありますが、私はWindows + Iショートカットで素早くアクセスするのがおすすめです。そこからゲームのセクションを探します。Windowsのバージョンやアップデート内容によっては、隠されていたり名前が少し変わっていたりすることもありますが、たいていはあります。
- まずはゲームをクリック。
- 次にXboxゲームバーまたはゲーム機能に関するメニューやタブを選択。
- 「Xbox Game Barを使ってゲームのクリップやスクリーンショット、配信を記録する」などのトグルスイッチを探す。通常はデフォルトでオンになっており、これが有効になっているとオーバーレイが表示され続けます。
- これを<strong>オフに切り替え。これだけで、ゲーム中に出てくる通知やリンクのオーバーレイを止めることが可能です。
ただし、私の場合、これをオフにしても依然としてポップアップが出続けることがありました。まるで自我を持ったかのように突然出てくるので、もう少し深く調査する必要があったんです。実は、Windowsはこういった設定をレジストリに保存していたり、ドライバやDiscord、サードパーティのオーバーレイツールなどの背景アプリケーションによっても制御されていることがあります。単に設定を切るだけでは根本解決にならないケースが多いです。
レジストリを操作して根絶させる方法
ちょっとハードルは上がりますが、これはWindowsのレジストリを編集する作業です。十分に注意して行ってください。できれば事前にレジストリのバックアップをとっておくと安心です。初めて触るときは、これが後で役立つことも多いです。誤った編集をしてシステムを壊さないように気をつけてくださいね。
Windows + R
を押して、「regedit」と入力しEnter。これでレジストリエディタが開きます。- 変更前に必ずレジストリのバックアップを取りましょう。ファイル > エクスポートから保存場所を指定しておくと安心です。
- 次のキーに移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\GameDVR。64ビットOSの場合は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\GameDVRも確認してください。
- もしAppCaptureEnabledというエントリがあれば、その値を確認します。なければ、新しく作成します。これはゲームキャプチャ機能を制御しており、場合によってはこの設定がオーバーレイの表示に影響しています。
レジストリキーの作成・調整手順
- 右側の空いている部分を右クリックし、
新規 > DWORD (32ビット) 値
を選択。 - 名前をAppCaptureEnabledに設定します(スペルを間違えないように注意)。
- ダブルクリックして値のデータを
0
に設定します。これで通常はオーバーレイやキャプチャに関する機能が無効化されます。 - もしそれでもポップアップが出る場合は、新たにDisableOverlayというDWORDを作成し、その値を
1
に設定してみてください。これが効くこともあります。 - 変更後はOKをクリックし、レジストリエディタを閉じて、PCを完全シャットダウン→電源オン。これを数回繰り返すと、設定がしっかり反映されることがあります。
実は私も何度もやり直しました。ポップアップが再び現れるたびに、レジストリのキーを削除してリスタート、その後違う値を設定してまた試行…といった作業を繰り返しました。正直面倒ですが、最終的には効果がありました。Xboxアプリを再インストールするのも一つの手です—設定ファイルの隠しキャッシュをクリアできる場合があります。
再起動・テスト・最終確認
レジストリの編集が終わったら、何度も再起動をしてください。即効性は保証されませんが、ゲームやスクリーン録画アプリを起動して、ポップアップが出るかどうか試しましょう。もし出る場合は、まずレジストリの設定を見直します。それでも解決しない場合は、Xboxアプリや関連サービス(Services.mscから一時停止やアンインストールも検討)を試すとよいでしょう。これらの背景で動作しているアプリやサービスが原因の場合もあります。
なぜこんなことになるのか?
結局のところ、Microsoftがこの仕組みをWindowsに組み込んでいるためです。特にXbox Game Bar SDKの影響で、「設定だけで済む」と思いがちですが、実際には深いシステム設定やドライバの問題、背景アプリが関わっているケースもあります。レジストリを操作してこれらの機能を「無視」または「無効化」するのが最終手段です。完璧ではないですし、少し面倒ですが、私の環境では確実に抑えられました。
ちょっとしたコツ&トラブル対策メモ
- レジストリの編集は慎重に。間違えるとシステムに重大な問題を引き起こすこともあります。必ずバックアップをとってから作業してください。
- 心配な場合は、作業前にシステム復元ポイントを作成しておくと安心です。
- DiscordやOBS、グラフィックカードのツールなどのサードパーティ製オーバーレイも、ポップアップの原因になることがあります。それらの設定を見直したり無効化しましょう。
- この方法でも解決しない場合は、グラフィックドライバやWindows自体のアップデートを試してください。アップデートによって問題が解決することもあります。
この作業はまるで「撃ち落としゲーム」(Whack-a-Moleみたい)みたいなもので、一度解決してもまた出てくることがあります。でも、根気よく対処すれば、ついに解決できるはずです。私も何度も試行錯誤しましたが、今ではあの煩わしいリンクポップアップに悩まされることなく、快適にゲームを楽しんでいます。
少しでも参考になれば幸いです。時間がかかってしまいましたが、諦めずに取り組んでみてくださいね。粘り勝ちです!