Windows 11 でレジストリエディタを使ったメモリインテグリティの有効化方法

レジストリエディタ経由で強制的にメモリインテグリティを有効にする手順

「ここで行き詰まったなぁ」と感じたのは、Windowsで「メモリインテグリティ(コアアイソレーションメモリ保護)」をオンにしようとしたときでした。設定画面のトグルを何度も切り替えても、なぜかいつまで経っても有効にならない。調査してみると、Windowsは意外と頑固な一面があって、ドライバーやシステム構成によっては設定が反映されなかったり、深層で無効になっている場合もあることが判明。結局、何晩も試行錯誤して、手動でレジストリを操作すれば強制的に有効化できることに気づきました。

正直、レジストリをいじるのはちょっと怖そうに感じるかもしれません — 間違えるとシステムが壊れる可能性もあります。でも、事前にバックアップを取って注意深く操作すれば、じゅうぶんやれることです。念のため言えば、レジストリのキーを弄ることはリスクも伴います。Windowsの安定性が損なわれたり、起動できなくなるケースもあるので、作業前には必ずバックアップを。レジストリエディタを開いたら、「ファイル」>「エクスポート」でバックアップを保存しておくと安心です。

なぜ無理やりメモリインテグリティを有効にする必要があるのか?

このセキュリティ機能は、悪意のあるコードがメモリ内の保護された場所に侵入しようとするのを防ぐ役割があります。Windowsのハイパーバイザーベースのセキュリティの一部であり、有効になっていないと、特定の脆弱性やエクスプロイトに対して脆弱になる可能性も。Windowsは時々、自動的に無効化することもあります。例えば、互換性のないドライバーやハードウェアを検知した場合や、システム設定がオフになっている場合です。それを知っていると、設定が有効にならないのはイライラしますよね。自分の環境は問題ないと思っているのに、セキュリティ強化の層をつけたい場合です。

レジストリでの有効化手順

まず、管理者権限でレジストリエディタを開く必要があります。スタートメニューをクリックし、「regedit」と入力してから、その結果を右クリックし、「管理者として実行」を選びます。これ、非常に重要です。権限がないと変更内容が反映されませんし、UAC(ユーザーアカウント制御)の許可も求められます。何度かやり直したこともありますが、管理者権限で開くのを忘れないことです。

次に、以下のパスに移動します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\DeviceGuard\Scenarios\HypervisorEnforcedCodeIntegrity

もしこのキーが見つからなかったら、慌てずに。ただし、Windowsのバージョンやハードウェア構成によっては、DeviceGuard以下に直接存在している場合もありますし、必要に応じて新規作成も可能です:

  • 右クリックして「新規」>「キー」を選び、HypervisorEnforcedCodeIntegrityと名付ける。次に、その中に設定を追加します。

次に、「Enabled」DWORD値を探す

もし存在しなければ、次の操作をします:

  • 右クリックして「新規」>「 DWORD (32ビット) 値」を選択
  • 名前をEnabledに設定

次に、そのEnabledをダブルクリックし、「値のデータ」を1に設定します(これで「オン」になります)。OKをクリックしたら、設定が確かに1になっていることを再確認してください。これでWindowsに、低レベルで機能を有効にしてほしいと伝えることになります。

再起動は必須!

やることはこれだけではありません。設定後は必ずPCを再起動してください。その後、設定画面に進みます:
設定 > プライバシーとセキュリティ > Windows セキュリティ > デバイスのセキュリティ > コアアイソレーション。このとき、「メモリインテグリティ」のトグルスイッチがオンになっているはずです。もしグレーアウトしていて操作できない場合は、ドライバーの不整合やハードウェアの問題の可能性もあります。ドライバーのアップデートやログの確認も検討してください。

それでも動かない時はどうする?

それでも有効にならない場合は、ドライバーを疑いましょう。特にGPUやチップセット、仮想化ソフトウェアのドライバーです。サードパーティ製のドライバーや、アンチチート・仮想化ツールが原因の場合もあります。最新のドライバーをハードウェアのメーカーから入手し、Windowsの最新アップデートも適用しましょう。こうした更新で解決することもあります。

また、メーカー製のPC(DellやHPなど)は、BIOSレベルで設定を固定している場合もあります。BIOSのアップデートや設定変更が必要になることも。私の古いASUS機では、詳細設定の奥深い場所に隠されていることがありました。諦めずに探してみてください。


結局のところ、この操作には数日かかり、いろいろと試行錯誤も必要でした。でも、慎重に行えばやれることです。レジストリを操作する前にバックアップを取ることを絶対に忘れずに。そして、ハードウェアによってはメモリインテグリティに対応していない場合もあることを理解しておきましょう。それでも、設定のオプションが見えにくい場所に隠されていると思えば、ちょっとした達成感もありますね。

役に立てば幸いです — 自分も長い時間かかってやっと理解できました。パスを再確認して、ドライバーを更新し、システムログも確認しながら作業を進めてください。成功を祈っています!