Windows 11でIPアドレスを確認する簡単2つの方法

Windows 11で自分のIPアドレスを確認する方法

やっと、自分のIPアドレスを調べてもストレスなくできる方法を見つけました!少し迷ったりしながら試行錯誤した結果です。ネットワークのトラブルシューティングをしている方や、自宅ネットワーク上で自分の端末の住所に興味がある方は、いくつかのやり方があります。正直なところ、場所さえわかればローカルIPの確認はそう難しくありません。ただ、Windowsは意外と見えにくい場所に隠していることもあるので、少し掘り下げて探す必要があるかもしれません。私のやり方の中にはちょっと見つけづらいものもあります。ちなみに、ネットワークの設定やBIOSメニューによっては、意外な場所にあることもありますよ!

ネットワーク設定からローカルIPを確認する方法

これが最初に試したやり方で、多くの場合一番スタンダードです。Windows 11では、自宅のルーターがデバイスに割り振るローカルIPアドレスを確認できます。やり方は簡単、“設定”を開くこと。最も早いのは Windows + I キーの組み合わせです。ただ、タイミング次第では設定ウィンドウがちらついたりすぐ開かなかったりもしますが、何度か試してみてください。ちょっと手間ですが、Windowsの仕様です、忍耐強く。

設定画面に入ったら、ネットワークとインターネットを選びます。ちょっと広範囲に思えますが、ネットワーク関連の情報が集まっている場所です。Wi-Fiで接続している場合は Wi-Fi を選びます。有線接続なら イーサネット です。環境によっては両方が同じ画面に表示されていることもあります。OEM製品のPCでは、BIOSやデバイスマネージャーでネットワークアダプタが無効になっているケースもあるので、そこも併せて確認してください。

Wi-Fiの設定内で 利用可能なネットワークの表示 をクリックします。これは別のネットワークを探すためだけではなく、「接続中」のネットワークを選択すると、詳細情報が表示されることがあります。その中の プロパティ をクリックし、下にスクロールすると IPv4アドレス がわかります。これがあなたのローカルIPです。通常は192.168.1.10のような数字になっていて、多くの場合はルーターのDHCPによって動的に割り振られるため、再起動後には変わることもあります。静的IPを設定している場合は、そのまま一定です。

また、タスクバーのネットワークアイコンを右クリックして ネットワークとインターネットの設定 へ素早くアクセスすることも可能です。複数のデバイスを切り替えたり、トラブルシューティングをしたいときに便利です。

この方法は確実ですが、IPだけ知りたいだけの場合、少し手間に感じるかもしれません。それでも視覚的に確認できるため、ネットワーク状況の確認やIPの重複確認には適しています。

コマンドプロンプトでIPを確認 — 昔ながらの最速方法

個人的には一番手早いのはこれ。端末(コマンドウィンドウ)を開いて、ipconfig と入力するだけです。やり方は簡単。スタートメニューを右クリック、もしくは Windows + X でメニューを出し、その中の Windowsターミナル(管理者) か、古くからの コマンドプロンプト(管理者) を選びます。許可ダイアログが出たらOKを押してください。ほとんどのコマンドには管理者権限が必要です。もし、簡単に済ませたいなら、そのまま通常起動でもOKですが、詳細な情報を見るには ipconfig /all を入力すると良いでしょう。MACアドレスやDHCP情報もわかります。

コマンドラインに入ったら、次のように入力します:

ipconfig

Enterキーを押すと、ネットワークの詳細情報が表示されます。特に注目すべきは IPv4アドレス の部分です。通常は192.168.x.xや10.0.x.xの形式で、自宅LAN内のアドレスが確認できます。トラブルシューティングやポートフォワーディング設定の際に必要となることがあります。ただし、これはあくまであなたの端末のローカルIPです。インターネットから見える外部IPとは別物です。

さらに詳細な情報が必要なときは ipconfig /all を使います。やや見づらいですが、ハードウェア情報やDHCPリース情報も確認でき、問題解決の強い味方です。MACアドレスやIPリースの有効期限なども確認できます。

なぜローカルIPは変わるのか

ほとんどの場合はDHCPが原因です。これはルーターの設定で動的にIPを割り当てる仕組み。そのため、再起動すると違う番号になることも珍しくありません。これは普通の動作です。もし固定のIPを使いたい場合は、静的IP設定を行う必要があります。これにはネットワークアダプタの設定やルーターの管理画面から変更します。IPの変更を自動にしておくと混乱やIPアドレスの重複が起きやすくなるので注意しましょう。

外部公開IP(パブリックIP)についての補足

ここで言っているのはあなたのローカルIPです。つまり、ルーターから割り振られる端末ごとの住所です。もし、自分のPCやスマホからウェブサイトにアクセスしたときに外から見えているIPを知りたい場合は、whatismyip.comなどのサイトを利用するか、PowerShellやターミナルで curl ifconfig.me と入力してください。これがあなたの外向きのIPです。すべての外部IPは一定ではなく、あなたのインターネットサービスプロバイダー(ISP)が複数の契約者に同じ外部IPを割り当てている場合もあります。静的IP契約にしない限り、定期的に変わることもありますのでご注意ください。

まとめ

まとめると、Windows 11でIPアドレスを調べるのはそんなに難しくありません。ただ、WindowsやBIOSの設定次第では少しわかりづらいこともあります。設定アプリは手軽ですが少し操作が煩雑になりがち。コマンドラインなら一度覚えれば素早く確認できるし、特に動的IPの場合は気長に待つことも必要です。静的IPが必要な場合は、自分で設定しておくと安心です。

お役に立てれば幸いです。最初は少し手間取ったかもしれませんが、一度覚えればかなり便利ですし、外部IPを知りたい場合は<!strong>whatismyip.com などのサイトを使うのが簡単です。ネットワークのトラブル解決に役立ててくださいね。少しでも誰かの助けになれば幸いです!