Windows 11で.NET Frameworkのバージョンを確認する手順
正直なところ、Windows 11のマシンでどのバージョンの.NET Frameworkがインストールされているのか調べるのは最初ちょっと面倒に感じるかもしれません。私も最初は苦戦していろいろ試したり、再起動したり設定を掘り下げたりして、意外とわかりにくい作業です。もし戸惑っているなら、あなたは一人じゃありません。私がお勧めする方法は大きく分けて2つ—コマンドプロンプトとPowerShellを使う方法です。それぞれ慣れれば難しいことはありません。
コマンドプロンプトを使う方法
コマンドの入力に慣れていて、インストールされている.NETのバージョンを素早く確認したい場合はこちらがおすすめです。まず、Windowsキーを押してスタートメニューを開きます。「CMD」または「コマンドプロンプト」と入力し、表示されたアイコンを右クリックして管理者として実行を選びましょう。管理者として起動しないと、レジストリの情報取得に失敗することがあります。また、スタートボタンを右クリックしてWin + Xを押し、「Windows PowerShell (管理者)」や「Windowsターミナル(管理者)」を選ぶ方法もあります。いずれの場合も管理者権限で開くことがポイントです。
コマンドウィンドウに次のコマンドを入力します:
reg query "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full" /v Release
これを実行すると、「Release」という値の横に番号が表示されます。この番号は.NET Frameworkのバージョンを示すコードで、その数字を元にバージョンを特定できます。例えば、「528040」と表示されたら、これは.NET Framework 4.8がインストールされている状態です。環境によっては、特に32ビット版Windowsや異なるインストール方式の場合、パスが少し異なることもあります。例として「HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full」などを確認すると確実です。最初のパスで情報が見つからない場合は、両方チェックしてみてください。
もっとシンプルにインストール済みの.NET Frameworkを一覧で知りたい場合は、こちらのコマンドも便利です:
wmic product where "name like '%.NET%Framework%'" get name, version
これを実行すると、インストールされている.NET Frameworkの一覧とバージョンが表示されます。特定のバージョンだけを知りたい場合は過剰かもしれませんが、すべての情報を確認したいときには役立ちます。いずれの場合も、管理者権限でターミナルを開くことを忘れずに。そうしないと、一部情報が取得できないことがあります。
PowerShellを使う方法
PowerShellはもう少し柔軟性があり、後から自動化したいときにも便利です。Windowsで「PowerShell」を検索し、アイコンを右クリックして管理者として実行を選びましょう。こちらも管理者権限があると、レジストリへのアクセスがスムーズになります。
次のコマンドをPowerShellに貼り付けてください:
Get-ChildItem 'HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full' | Get-ItemProperty -Name Release
Enterを押すと、「Release」という名前の値とともに数字が表示されます。これもバージョンの判定に使える数字です。数字をGoogleで調べるか、バージョン表と照らし合わせて確認してください。もし32ビットのシステムを使っている場合は、パスが「HKLM:\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full」に変わる点に注意してください。
なぜ確認する必要があるのか?
自分のPCにどの.NET Frameworkがインストールされているのか知っておくのは、ソフトウェアのトラブルシューティングや、新しいアプリをインストールする際にとても役立ちます。ときには古いバージョンの残骸や更新の際に問題が発生することもあり、バージョンを把握しておけばすぐに解決できることが多いです。これは私自身も経験上、とても便利だと感じています。
ちょっと知りたいときの追加ヒント
詳細にこだわるなら、これらのレジストリコマンドは比較的確実に動作しますが、複数回のアップデートやカスタム設定によってデータが崩れることもあります。また、一部のシステムではレジストリキーが存在しなかったり、見つからない場合もあります。特にベータ版や手動でファイルを削除した場合などです。そういったときは、「プログラムと機能」や「アプリと機能」でインストール履歴を確認するのも一つの手ですが、正確なバージョンの特定にはやはりレジストリを使うのが一番信頼性が高いです。
とはいえ、いろいろ試しても結局“確かめる”までに少し時間がかかることもありますが、これでインストール済みのバージョンを自分で確認できる方法がわかりました。少しの進歩でも作業が格段に楽になります。
この記事がお役に立てば幸いです—私も長い間、正しいコマンドやパスを見つけるのに苦労しました。もし詰まったときは、管理者権限でターミナルを開くことと、両方のレジストリパスをチェックすることを覚えておいてくださいね。頑張ってください!
少しでも誰かの参考になれば幸いです。週末の時間やイライラも減らせるはずですから。