Windows 11で透明な【タスクバー】を実現する方法

ついに!Windows 11で透明なタスクバーを手に入れるまで

正直なところ、Windows 11でタスクバーをガラスのように透明に見せるのは、簡単にできるわけではありません。いろいろ試行錯誤しながら、最終的にそこそこスタイリッシュに仕上げることができたので、そのやり方をシェアします。もしかしたら、同じように悩んでいる誰かの参考になるかもしれませんね。

まずはMicrosoft Storeから適切なアプリを入手しよう

最初の壁は、Windows 11には本格的な透明効果を簡単に設定できる機能が標準で用意されていないこと。そこで見つけたのが、「Translucent TB」というアプリです。これはMicrosoft Storeからダウンロードしなければなりませんでした。やり方は、Windows + Sキーを押して、「Microsoft Store」と入力して検索、そして開きます。

ストアの検索バーに "translucent TB" と入力し、アプリを探します。見つけたら、「入手」ボタンをクリック。ちょっと時間がかかることもありますが、背景でダウンロードが進むので気長に待ちましょう。準備ができたら、「開く」をクリックしてアプリを起動します。

初回起動と基本設定:ちょっと戸惑うけど大丈夫

最初に起動したときは、許可を求めるダイアログが表示され、「開く」を選びます。アプリの操作はシンプルですが、どの設定を調整すれば良いのか迷うかもしれません。タスクバーのアイコンをクリックすると、メニューが表示され、透明度のオン・オフやスライダーで見た目の透明感を調整できます。

この透明度の効果は、壁紙やデスクトップテーマ、明るさ設定などによってかなり変わるため、完璧にはいきません。Windowsはまだ、透明効果の標準化を進めている途中のようです。いろいろ試しながら、自分の環境に合った設定を見つけるのがコツです。

本格的な透明感へ!ここで行き詰まりかけた話

透明なガラスのような見た目に仕上げるには、「透明スライダー」や設定メニューにある「クリア」表示にする必要があります。アプリ内に「透明化を有効にする」などのオプションもありますが、これだけでは十分でない場合も。もし透明感がイマイチなら、設定をいじり続けてください。変更を反映させるには、エクスプローラーを再起動する必要があり、Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、「Windows エクスプローラー」を探して右クリック、「再起動」をクリックします。少し手間ですが、仕上がりには効果的です。

注意点:不具合や制約もあるので気をつけて

実は、透明効果がちらついたり見た目がおかしくなることもあります。特に、ハイコントラストテーマやダイナミック壁紙を使っている場合です。私はWindowsの標準設定である透明効果をオフにしたほうが安定したので、設定 > 個人用設定 > 色から、「透明効果」をオフにしてみてください。

ただし、サードパーティ製のアプリは完璧ではなく、Windowsの描画処理と競合して不具合がおこることも。ちらつきが出る場合は、先ほどの設定を調整し、もう一度エクスプローラーの再起動を試してみてください。面倒な作業ですが、カスタマイズのための妥協点です。

最後に:ちょっと面倒だけど、その価値は十分にある

何度も試行錯誤を繰り返した結果、ついにほぼ透明なタスクバーを手に入れることができました。これで、スタイリッシュな近代的な見た目が実現できたと思います。完璧ではなく、たまに影や背景によって見た目が崩れることもありますが、それでも従来の不透明な状態よりずっと良い仕上がりです。

やり方の簡単なまとめはこんな感じです:

  • Microsoft Storeから「Translucent TB」をダウンロード
  • 起動して、透明度のスライダーを調整→気に入るまで試す
  • 必要に応じてエクスプローラーを再起動(Ctrl + Shift + Esc > 右クリック「Windowsエクスプローラー」 > 再起動)
  • ちらつきが気になる場合は、Windows標準の透明設定をオフにしてみる
  • 壁紙やテーマをいろいろ試して、相性の良いものを見つける

時間はかかりましたが、その甲斐はあったと思います。Windowsの標準機能はまだまだ制限が多いですが、少しの忍耐と工夫で、思い通りの透明なタスクバーを実現できました。ぜひ挑戦してみてくださいね!