Windows 11で効果的にディスク容量を空ける方法(2025年版)

Windows 11のディスククリーンアップ手順

「ディスクの空き容量がなくて困った…」と感じること、ありませんか?特に、パソコンの動きを速くしたいときや、新しいデータを保存したいときには切実です。幸い、Windowsには気づかれにくい便利なツールがいくつかあります。でも、情報がバラバラで見つけにくいのも事実。私も何度か試行錯誤を繰り返してコツを掴みましたので、今回はその方法をシェアします。あなたも同じように苦労しているなら、参考にしてくださいね。

ストレージ設定へアクセスする方法

最初の難関は、正しいメニューを見つけること。設定をいじるのは簡単そうに見えますが、実はちょっとわかりにくい場所に隠れていることもあります。私のおすすめは、Windowsキーを押すか、虫眼鏡アイコンをクリックして、「設定」と入力すること。その後表示される設定アプリを選びます。中に入ったら、「システム」メニューがカギです。スクロールするかサイドバーから選択して、「ストレージ」を探します。ちょっとわかりづらいですが、「システム」の中にありますので、慌てずに見つけましょう。

急いでいるときは、Windows + Xキーを押してメニューから「設定」を選び、そこから「システム > ディスクの容量」に進むのも便利です。さらに、最速はWindows + Rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、ms-settings:storageと入力してEnterを押すこと。これだけで直接ストレージ設定にジャンプします。Windowsはこういう細かい設定を隠しがちですね。

不要な一時ファイルを削除しよう

この作業は比較的簡単です。ストレージ設定内の「一時ファイル」という項目を探します。表示される内容はWindowsの更新や言語設定によって少し変わることもありますが、ほぼ同じです。これをクリックすると、削除できるファイルのリストが表示されます。キャッシュや古いログ、インストーラーの残骸などですね。これらの中から削除しても問題ないものにチェックを入れましょう。私の場合は、安全に削除できる「一時ファイル」「ダウンロード(もう必要ないインストーラーなど)」、そして廃棄済みアイテムの「ごみ箱」にチェックを入れます。すべて選択したら、「ファイルの削除」ボタンをクリック。確認が出るので、よく確認してから処理を進めてください。

ただし、注意点も。必要だと思って削除したファイルが実は重要なものだった、なんてこともあります。削除前にしっかり内容を確認しましょう。削除作業は数分かかる場合もあるので、待つ価値はあります。

動画など大きなファイルも見逃さない

一時ファイルを消しても容量が増えない場合は、次に大きなファイルに注目します。特に動画やバックアップ、巨大なダウンロードファイルなどです。ストレージ画面には、「もっとカテゴリを表示」または類似のリンクがあり、これをクリックすると「動画」などのカテゴリーが展開されます。ここで見つけた動画ファイルは、古い録画やもう見ない映画、バックアップの残骸などが含まれることも。不要なものを見つけたら、右クリックから「削除」を選びましょう。

注意点として、削除したファイルは基本的に元に戻せません(バックアップやリカバリーソフトを使っていなければ)。また、OneDriveの「オンデマンドファイル」設定をしていると、クラウドだけに保存しているファイルがローカルに表示されていることがあります。同期を停止したり、「一時停止」ボタンを押したりして、確実にローカル保存のものだけを確認しましょう。

使っていないアプリもアンインストールしてスペース確保

ファイルだけでなく、不要なアプリも整理して容量を増やせます。設定から「アプリ」に進み、「インストール済みのアプリ一覧」を開きましょう。ここには、パソコンにインストールされているすべてのプログラムが表示されます。大きめのゲームや、大容量のビジネス系アプリなども含まれます。使っていないアプリがあれば、その横にある3点リーダーアイコンをクリックして「アンインストール」を選び、確認します。特に、大きなプログラムをいくつか一気に削除すると、あっという間に大きな空き容量が生まれます。

最後に知っておきたいポイントと注意点

注意点として、Windowsのアップデートは古い不要なファイルやキャッシュを再生成することもあります。そのため、定期的にクリーンアップを行うのがおすすめです。また、アプリの各設定やブラウザの履歴からも容量を増やせる場合があります。たとえば、Chromeなら「設定 > プライバシーとセキュリティ > 履歴を消去」の手順でキャッシュをクリアできます。

最後に、怖くてよくわからないファイルを削除しないこと。システムファイルや個人データを誤って消すと、パソコンの動作に支障をきたすこともあります。必ず選択した内容を再確認しましょう。どうしてもディスク容量の問題が続く場合は、外付けドライブに大容量のデータを移すか、内蔵ストレージを増設するのも有効です。

なお、ちょっとした裏技的に、CCleanerのような掃除ツールを使う手もありますが、使い方を誤ると逆効果になることも。レジストリクリーナーなどは、初心者にはあまりおすすめできません。基本的には標準の設定だけで十分です。

これで少しはお役に立てるはず。設定やメニューをいじりまくるのに時間がかかりましたが、その甲斐あって効率的な方法を見つけました。あなたもぜひ試して、快適なPCライフを取り戻しましょう!