Windows 11でスリープモードを永久に解除する方法

Windows 11のスリープモードを無効にする手順

正直なところ、Windows 11のPCが勝手にスリープに入るのに困った経験はありませんか?私もかつて同じ状況に陥ったことがあります。特に、大きなゲームパッチのダウンロード中や長いアップデート時に突然スリープになってしまうと、「なんで勝手に休憩されるんだ」とイライラしますよね。いろいろ試行錯誤した結果、スリープを無効にしておくと意外とストレスが減ることに気づきました。そこで、私が試した方法と最終的にうまくいったポイントをご紹介します。

Windows 11の電源設定にアクセスする方法

まずは、PCのスリープ動作を調整するために設定画面に入る必要があります。一番早いのはWindows + Iキーを同時押しして、設定を開くことです。このショートカットですぐにメニューが表示されます。そこから左側のサイドバーでシステムをクリックしてください。もし少し古いビルドや設定が異なる場合は、設定 > システムの順に進むか、通知センターにあるクイック設定からもアクセスできることがあります。どちらも比較的簡単に見つかるはずです。

システムの設定内にある電源とバッテリーを選びます。ちょっと見つけにくい場合は、従来の「コントロールパネル」からの電源オプションに直接アクセスする方法もあります。これには、Win + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、powercfg.cplと入力すればOK。こちらは古いながらも詳細設定ができ、スリープタイマーのオン・オフをきちんと調整できます。アップデート後に設定がリセットされることもあるので、定期的に確認すると良いでしょう。

スリープモードを実際にオフにするには

ここが一番のポイントです。電源とバッテリーのメニュー内にある「スクリーンとスリープ」のセクションを探します。そこには、「バッテリー駆動時に何分後にスリープに入るか」と、「電源接続時に何分後にスリープに入るか」といった設定が並んでいます。標準では10〜15分など短めに設定されていることが多く、作業中に予期せず休止状態に入るのにイライラすることもあります。

解決策はシンプルです。これらのドロップダウンメニューを「しない」に設定しましょう。各設定の横にある矢印をクリックして、「never」を選択するだけです。これにより、PCは長時間離れていても自動的にスリープしなくなります。ただし、他の設定(ハイバネーションやハイブリッドスリープ)が有効になっていると、こちらの設定を上書きしたり、動作に影響したりする場合もあります。必要に応じて、それらも確認し、無効にしておくと確実です。追加の電源設定リンク(このメニューの下部にあります)から詳細なプランの設定も変更可能です。ハイバネーションの有無なども調整できます。

コマンドラインに慣れているなら、Win + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、powercfg.cplと入力するのもおすすめ。クラシックな電源オプションの画面が開き、より詳細な設定が直接操作できます。設定項目が見つかりにくい場合や、プリインストールのツールが余計な制限をかけている場合は、この方法が便利です。

変更後の注意点

両方の設定を「しない」にしたら、基本的にPCはずっと起きっぱなしの状態になります。手動でスリープさせるか電源を切るまで、勝手に休眠しません。ただし、長時間の放置や電源設定によっては、わずかな電力消費が続くことも覚えておきましょう。デスクトップPCなら大きな問題はありませんが、ノートパソコンを使う場合は、バッテリーの減りを少し気にする必要があります。

また、一部のPCにはメーカーオリジナルの電源管理ツール(例:Dell Power ManagerやHP Power Settings)が組み込まれていることがあります。これらはWindowsの設定を上書きしてしまう場合もあるため、設定変更が反映されない場合は確認してみてください。また、BIOS設定にもWake on LANERPDeep Sleepモードの項目があり、これらをオフにすることで、いくら設定しても眠り続ける問題を解決できることがあります。私の古いASUSノートも、BIOS設定をいじる必要がありました。

なぜこれが重要なのか

私の場合、ダウンロード中に勝手にスリープされるのが非常にストレスだったので、スリープを無効にしたことで大きな解消になりました。進行中の作業やダウンロードを途中で止められる心配もなくなります。中には、スリープ時間を延長する設定をして、少しだけ省電力を確保しつつ自動的に休ませるバランス派もいます。ただし、重要な作業中は「スリープしない」設定にしておくのが安全策です。

トラブル対処のコツ

もし設定を変えてもPCが勝手にスリープする場合は、電源プランの内容を再確認しましょう。「Ultimate Performance」や「バランス」といったカスタムプランにいると、そのルールが優先されていることがあります。そんなときは、「プランの設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」を開き、細かく設定を見直しましょう。

また、外部デバイスやUSBハブ、ドッキングステーションなどもスリープトリガーになることがあるので、すべての周辺機器を一時的に外して動作確認をしてみるのも手です。ドライバーの不具合や古いソフトウェアが原因のこともありますので、念入りにチェックしてみてください。

最後に、Windowsのアップデートによって設定がリセットされるケースもあるため、定期的に状態を確認し、必要に応じて再設定しましょう。変更後は再起動も効果的です。

私の経験からアドバイス(どうしても時間を無駄にしたくない方へ)

何度も失敗してきましたが、一番確実なのはやはり電源とバッテリーの設定内の「スクリーンとスリープ」セクションをしっかり見て、その下の「追加の電源設定」からも設定を見直すことです。ここで、「バッテリー駆動時」と「プラグイン時」の両方を「しない」にしておけば、多くの場合、Windowsは勝手にセッションを終了させなくなります。

これであなたのPCも少しは快適に使えるはずです。私もこれに気付くまで長い道のりでしたが、少なくとも今では快適です。皆さんの役に立てば幸いです。時間を無駄にせずに済むよう、ぜひお試しください!