Windows 10/11でWi-Fiアダプターが見つからないときの対処法

Windows 10 & 11でWi-Fiアダプターが消えたときの対策

もしかして、Windowsで無線アダプターが突然見えなくなった経験はありませんか?実はこれ、かなり厄介なトラブルの一つ。隠れているのか、無効になっているのか、あるいはデバイスマネージャーから完全に消えてしまっているのか、状況はさまざまです。特に夜遅くにネットに繋ぎたいときに限って起こると、かなりストレスですよね。でも、大丈夫。いろいろ試行錯誤した結果、最終的にうまくいった方法をご紹介します。これもまた、こういう手順で解決することが多いからです。

まずは「デバイスマネージャー」で隠しデバイスを表示しよう

最初にすることは、「デバイスマネージャー」を開くこと。方法は簡単です。Windowsの検索バーに「デバイスマネージャー」と入力してクリックするだけ、もしくはWindows + Xを押して表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選びましょう。私も最初、ちょっと詰まりました。特にドライバーのアップデート後や、何らかの不調でネットワークアダプターが隠れてしまうことがあるからです。これを避けるには、画面上部の「表示」タブをクリックし、「非表示のデバイスを表示する」を選択しましょう。すると、普段は見えないデバイスも見えるようになり、もしかしたら見失っていたWi-Fiアダプターが見つかるかもしれません。

次に、「ネットワークアダプター」の項目を探します。もしそこにWi-Fiアダプターが表示されていなかったり、見つかっても灰色や下向きの矢印付きで無効になっている場合は、右クリックして「有効にする」を選びましょう。Windowsは時々、何も言わずにアダプターを無効にしてしまうことがあります。また、黄色い三角マークが付いている場合は、ドライバーに問題があるサイン。再インストールやドライバーの更新が必要かもしれません。

ハードウェア変更の再スキャンと確認

隠しデバイスの表示設定が済んだら、メニューの「操作」から「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。または、Alt + Hを押して同じ操作を行うこともできます。これにより、Windowsが再度デバイスを探し始め、見えなかったWi-Fiアダプターが現れる場合があります。少し根拠のない望みかもしれませんが、意外とこれで解決することもありますので、試してみてください。終了したら、一旦デバイスマネージャーを閉じて、直接ネットワークのトラブルシューティングへ進みましょう。

お手軽解決策:Windowsのネットワークトラブルシューティングを使う

Windowsには自動的にネットワークの問題を診断してくれるツールがあります。タスクバーのネットワークアイコンを右クリックし、「トラブルシューティング」を選択してください。または、「スタート」メニューから「ネットワーク問題を解決する」や「ネットワークの診断」と検索してもOKです。ウィザードに従って進むと、設定の壊れたネットワーク構成やドライバーの不具合など、よくある問題を自動修復してくれる可能性があります。これだけでもWi-Fiが見つからない問題が解決することがありますよ。

強力な対策:ネットワークスタックのリセット

それでも解決しない場合は、少し踏み込んだ処置を。コマンドプロンプトやWindowsターミナルを管理者権限で開き、次のコマンドを実行します:

NETSH winsock reset
NETSH int IP reset

これらは、Windowsのネットワーク設定の中でも重要な「Winsock」や「TCP/IPのスタック」をリセットします。これらが乱れると、アダプター検出に問題が出ることがあります。実行したら、現在のインターフェース状態を確認しましょう:

netsh interface show interface

これで、Windowsが無線インターフェースを認識しているか、あるいは無効化されているだけかを確認できます。最後にPCを再起動すれば、多くの場合、これでハードウェアがちゃんと認識されているはずです。

さらに深く:ドライバーの再インストールとBIOS設定の確認

それでもダメなら、ドライバーを完全に削除してみましょう。デバイスマネージャーで無線アダプターを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選びます。もし表示されたら、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れるのを忘れずに。再起動後、Windowsが通常は自動的にドライバーを再インストールしますが、問題が続く場合は、メーカーのサイトから最新のドライバーを手動でダウンロードしてインストールしてください。特に、Windows標準のドライバーがうまく動かないときは、手動インストールが効果的です。

また、PCのBIOSやUEFI設定も確認しましょう。特にノートパソコンの場合、無線機能が有効/無効に設定されていることがあります。F2キーやDeleteキー、Escキー、あるいは専用のWi-Fiオン/オフスイッチなどが該当します。無効になっていると、いくらWindows側で設定を変えても認識されません。

最後のアドバイス&その他のポイント

再起動後にもう一度デバイスマネージャーを開いて、無線アダプターがちゃんと表示されているか確認しましょう。表示されているのに動かない場合は、ドライバーを更新したり、以前のバージョンに戻したりも試してください。ハードウェアの内部に問題がある場合は、Wi-Fiカードの差し替えや取り外しも検討を。デスクトップならスペアパーツを使う、ノートの場合はモジュールの再挿入や交換も選択肢です。

正直なところ、原因の特定と解決には根気と試行錯誤が必要です。最悪、BIOSをアップデートしたり、ドライバーを再インストールしたりすれば解決する場合が多いです。重要なのは、すべての段階でハードウェアの検出状態や設定を丁寧に確認することです。諦めずに根気よく続けてみてくださいね。


お役に立てれば幸いです。私もかなり時間を費やしましたが、今では原因が見えてきました。結局、ドライバーの不具合や隠れたデバイス設定、BIOSの設定などが原因です。定期的にドライバーのアップデートをチェックし、見つからない場合はハードウェアの再挿入や交換を試してみてください。それでは、頑張って!諦めないことが一番です!