クイック設定をいじってみた結果…私が気づいたこと
Windowsのクイック設定を自分好みに調整するのは、思ったよりも簡単じゃないこともあります。正直、サクッとクリックしてドラッグすれば完了だと思ってたけど、実際は何度も試行錯誤が必要でした。自分の使い勝手に合わせて設定したい人は、いざ試してみてわかったことをお伝えしますね。何度も触って慣れるまでが一苦労です。
アクションセンターの開き方と、その理由
まずはアクションセンターを開くのが第一歩です。これが基本中の基本。システムトレイのアイコン—Wi-Fi、スピーカー、バッテリーアイコンなど—をクリックするだけで開けます。ただ、小さすぎたり、他のアイコンに隠れたりしていて見つけづらい時もありますよね。キーボードショートカットを使うなら、Windowsキー + Aを押すのも便利です。慣れてしまえばこちらの方が早いのですが、最初はアイコンをひたすらクリックしていた記憶があります(そんなに意味はありません!)。
アクションセンターが開くと、Wi-FiやBluetooth、機内モードなどのトグルスイッチがずらっと並びます。でも、ここに表示させたい項目を調整したいときはどうすればいいのか?これがちょっとやっかいです。思った場所に設定項目がなかったり、選択できなかったり、グレイアウトされていることもあります。詳しくは後述しますが、基本的にはここからカスタマイズを始めるわけです。
設定からカスタマイズを始める方法
クイック設定パネルの一番下にある鉛筆アイコンを見つけてください。これが「編集モード」の入り口です。クリックすると、アイコンの追加や削除、並べ替えができるようになります。最初は簡単にできるだろうと思っていたのですが、実際にはちょっとした障壁も。たとえばBluetoothやWi-Fiのアイコンを無理やり外そうとするときに、「ピン留め解除」できない場合もあります。これはシステムのデフォルト設定や企業の管理ポリシーによることが多いです。
アイコンのピン留め解除や削除をするには、そのアイコン横のピンのアイコンをクリックします。見た目は小さなピンや、ちょっとした「つまみ」のアイコンに見えることもあります。アイコンを自由に並べ替えるのも可能です。お気に入りを上に配置してすぐアクセスできるようにしたいときも便利です。ただし、「夜間ライト」や「機内モード」など、一部はシステム標準で追加されているもので、完全に取り除けないこともあります。もし気になるなら、「設定 > 個人設定 > タスクバー」から非表示に設定できますが、裏に隠れていることもあります。
新しいトグルを追加したい場合は、「追加」ボタンを押してリストから選択します。カテゴリーやサブメニューに分散していて、ちょっとわかりにくいこともあります。なお、一部のアイコンはシステム内蔵で、レジストリ編集やグループポリシーの変更なしに完全に取り除くのは難しいです。そういった操作にはリスクも伴いますし、初心者にはおすすめしません。さらに、Windowsアップデートによって表示内容が変わることもあるので、いつも同じというわけではない点も覚えておいてください。
最終的な微調整と個人の好みへの調整
設定後、ちゃんと反映されているかどうかを確認してください。このカスタマイズはかなり個人的なものなので、他人にとって良い設定が自分にとっても良いとは限りません。変更後に再起動が必要なこともありますし、アップデートや大きなシステム変更によって、せっかく調整した配置がリセットされてしまうのはちょっと残念です。もしスクリプトや自動化に興味があれば、PowerShellやサードパーティのツールを使ってさらにカスタマイズすることも可能ですが、これはかなり高度な作業です。初心者にはおすすめしませんし、自己責任になります。
なぜこれをやる価値があるのか
クイック設定を自分に合わせて調整することは、見た目だけの話ではありません。時間の節約になるのが一番のポイントです。Wi-FiやBluetooth、機内モードをワンタッチで切り替えられると、面倒なメニュー操作や検索を減らせます。私のように頻繁に使う設定は上部に置いておくのが便利です。これだけのちょっとした工夫で、操作のストレスが大きく減ると実感しています。
こうしたちょっとした改善が、全体の使い勝手をぐっと向上させます。慣れてしまえば、ちょこちょこ調整して微調整するのが快感になってきます。上級者の中には、PowerShellスクリプトやサードパーティツールを使って自動化やさらなるカスタマイズをしている人もいますが、そこまで深掘りしなくても十分便利です。
必ず確認しておきたいポイント
- 必要なトグルが「編集」メニューにきちんと表示されているか確認しましょう。
- 一部のオプションがグレーアウトしている場合は、企業による管理設定やBIOSの設定が原因かもしれません。
- 設定変更後も反映されない場合は、PCを再起動しましょう。Windowsは再読み込みしないと反映されないこともあります。
- TPMのリセットやレジストリの深い変更は、BitLockerや暗号化の機能を無効にする可能性があるので十分注意してください。
実際にやってみると長くかかるものですが、一度設定がまとまると、便利さは格段にアップします。この記事がお役に立てば幸いです。私もかなり時間をかけて調整した経験があるので、そのおかげで日々の作業が快適になりました。少しでも参考になればと思います!