ついに見つけた!Microsoft Edgeでスリープタブを有効にする方法
正直なところ、最初はMicrosoft Edgeでスリープタブをオンにする場所を見つけるのに少し手間取ったことがあります。設定項目はわかりやすい場所にないことも多く、設定画面はまるで迷路のように感じることも。何度もクリックしては見落としているのではと焦ったり、最初はスリープタブのトグルが表示されなかったり灰色になっていて使えなかったり。これが私を少しイライラさせました。でもようやく理解できたことがありまして、もしあなたも行き詰まっているならこちらの方法が参考になれば幸いです。
Edgeで適切な設定を探す旅
まずは基本から。Edgeを開いて、右上の三点アイコンをクリック→設定へ進みます。でも、そう簡単には見つかりません。次に進むのは、システムとパフォーマンスというセクション。これはやや隠れたサブメニューの下にあります。たとえば「プライバシー、検索、サービス」の中だったりします。解説書によってはWindows 10とWindows 11で場所が異なるとありますが、とにかくそれらのセクションをひたすら調べてみてください。もしスイッチが見つからない場合は、ご使用のブラウザやOSのバージョンが古かったり、あるいは企業やハードウェアの制限によって一部機能が無効になっている可能性もあります。
タブのリソース節約を有効にしよう
「システムとパフォーマンス」の中に進むと、「睡眠中のタブをリソース節約で切り替える」というスイッチが見つかるはずです。私が最初に見たときは、このスイッチはオフ状態でした。でも、存在しているならオンにしましょう。とてもシンプルです。ちなみに、私の場合、一時的にそのトグルが灰色だったり反応しなかったりすることもありました。これは一つのサインで、実は「効率モード」が有効になっていることが原因だったりします。Windowsではこれを「バッテリー節約モード」と呼びます。オンになっていると、バックグラウンドの一部機能が制限され、その中にはスリープタブも含まれます。なので、まずはバッテリー節約モードを一時的に無効にする必要があります。
設定は設定 > システム > 電源とバッテリー > バッテリー節約から行えます。これをオフにすれば解決することが多いです。また、OEMによるカスタマイズが施されているPC(たとえばDellやHPの一部モデル)では、BIOS設定や専用コントロールパネルから制限されていることもあります。ちなみに、スリープタブを有効にすることにはリスクも伴います。設定すると、一定時間操作がないとセッションが休止状態になり、BitLockerの暗号化キーや他の暗号化されたデータに影響を及ぼす可能性もあります。WindowsのBitLockerを使っている場合は、念のため回復キーをバックアップしておくことをお勧めします。さもないと、スリープ状態との連携で暗号化の状態に問題が出るかもしれません。
スリープまでの時間と動作の調整
スイッチがオンになったら、次はタイムアウト設定を探しましょう。「使われていないタブを〇分後にスリープさせる」などのドロップダウンメニューがあるはずです。ここでは、タブが何分間操作されなかったときに休止状態に移行させるか選択できます。選べる時間は大体15秒、1分、5分、15分、30分、1時間、そして2時間といったところ。私は頻繁にブラウジングしているので、30分に設定しました。短すぎると頻繁にタブがスリープし、手間が増えることもありますが、長すぎるとリソース節約の効果が薄れることも。自分の使い方に合わせて調整してください。
また、詳細な設定は edge://settings/system から行えます。時には「Sleeping Tabs」用の隠しフラグや実験的な機能設定があるので、「edge://flags」にアクセスして、「sleeping tabs」と検索してみるのも一つの手です。ただし、フラグをいじるのは少しリスクも伴います。動作がおかしくなったりする可能性もあるので、注意して操作してください。
スリープタブのフェード表示を解除する方法
個人的に気になったのが、スリープ中のタブが薄暗く見えるあのフェード効果です。ちょっと気になるという方は、これを無効にすることも可能です。「システムとパフォーマンス」の設定内にある「フェードさせる sleeping tabs」のスイッチをオフにしましょう。これでスリープ中のタブは通常の見た目になり、すぐに識別できて便利です。ちなみに、この見た目の変更はedge://flagsの「Sleeping Tabs Fade Effect」フラグを無効にすることでコントロールしています。1度設定を変えた後、ブラウザを再起動しないと反映されない場合もありますので、ご注意ください。
その他のヒントと最終チェックポイント
最後に、Microsoft Edgeが最新バージョンにアップデートされているかも確認しましょう。Microsoftは新機能や修正を段階的にリリースすることが多いため、古いバージョンを使っているとスリープタブが正常に動作しないこともあります。また、企業管理下にある環境や、カスタマイズされたPCの場合、特定の設定がロックされていることもあります。
設定をオンにしたら一度Edgeを閉じて再起動してみると、だいたい反映されます。今では設定した時間後に自動的にタブが休止され、CPUやメモリの節約になって、とても快適です。念のため、トグルが見つからない場合やグレーアウトしている場合は、ご使用のパワープロファイルや「バッテリー節約」モードを見直すことをおすすめします。それが原因だったりしますので。
結局のところ、設定には何度もトライ&エラーを繰り返しましたが、一通り完了してからはブラウジングがぐっと快適になりました。特にたくさんタブを開く方や、システムの負荷を抑えたい方にはスリープタブは大きな助けとなります。皆さんもぜひ、この方法で便利に設定してみてくださいね。セキュリティ設定をいじる場合は、回復キーのバックアップも忘れずに!