レジストリ編集でサインイン問題を解決(ちょっと手間だけど効果的!)
私のように、長時間Windowsをいじってようやく自分のアカウントにアクセスできたと思ったら、突然サインインできなくなる怪しい不具合に遭遇することもありますよね。原因の多くは、壊れたか誤設定されたプロフィールのレジストリキー。Windowsのアップデート後や突然電源が落ちたとき、またはマルウェアにやられたときによく見かけます。実は、自分でレジストリをちょっといじるだけで解決できることも多いんです。でも、レジストリはとてもデリケートなので、間違えると逆に大きなトラブルになることも。なので、作業前には必ずバックアップを取って、一つ一つ慎重に進めましょう。
レジストリエディタにたどり着く方法とチェックポイント
最初にこの方法を試したときは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileListを開きました。難しそうに見えますが、実は長い英数字のサブキーの集まりです—例として S-1-5-21-XXXXXX
みたいなもの。これらはあなたのPCに登録されているユーザープロファイルを指しています。一番分かりやすいのは、各サブキー内の ProfileImagePath
の値を見ること。通常は C:\Users\YourName
のように、あなたのユーザーフォルダを指しているはずです。
最初につまったのは、もしも ProfileImagePath
が不審な一時フォルダーや省略されたようなパスになっている場合です。これが原因で、Windowsは本来のプロフィールではなく、一時的なプロフィールでサインインしようとしているのです。たとえば C:\Users\YourName\AppData\Local\Temp
などに設定されていたら、誤った設定を示しています。この場合、レジストリ内のプロフィール情報が壊れているため、サインインできない状態になっています。
壊れたプロフィールや一時プロフィールを修正する方法
少し試行錯誤しましたが、問題のあるサブキーを見つけたら、それを削除または修正します。該当のキー(ユーザーのSIDが付いたキー)を右クリックし、削除を選びましょう。ただし、間違ったキーを削除すると状況が悪化することもあるので、注意してください。バックアップ用の .bak
拡張子が付いたコピーがあれば、それも重要です。Windowsはときどきコピーを残すので、それを使って復元も可能です。その方法はこうです:
.bak
の付いたキーを右クリックします。- 名前の変更を選び、「.bak」を除去します。これにより、以前の正しいプロフィール設定を復活させたり、壊れた参照をクリアしたりできます。
ただし注意点として、レジストリをいじるときは、必ず事前にバックアップを取ること。私は必ずエクスポートや対象のキーをコピーしておくことをおすすめします。安全第一です。特に間違えてしまうと、プロフィールにアクセスできなくなることもあるので、慎重に操作しましょう。
作業後に何が起きるか
レジストリの修正が終わったら、変更を保存し、PCを再起動します。大抵の場合、Windowsが正しいプロフィールを再作成してくれ、または一時的なプロフィールの使用をやめてくれます。私も再起動後に普通にアカウントに入れるようになって、ホッとしたものです。場合によっては何度かログアウト&ログインを繰り返したり、一時ファイルをクリアしたりする必要もありますが、基本的にはこの方法で解決できます。
注意点と追加のヒント
- まずレジストリのバックアップは絶対に! ちょっと自信がない場合は、「ProfileList」ハイブ全体やレジストリのエクスポートがおすすめです。
- 操作は慎重に。確実に理解しているポイントだけを編集し、誤ってほかのキーをいじると、アカウントにアクセスできなくなる危険もあります。
- 一部のシステムでは、BIOSやUEFIの設定変更や、管理者権限のないアカウントだとレジストリの編集が制限されることも。必要なら管理者としてレジストリエディタを起動してください。
- プロフィールのレジストリキーを削除しても、実際のユーザーデータは消えません。あくまでWindowsからの参照を外すだけです。
- ときには、Windowsが自動で壊れたプロフィールを修復したり、リカバリーの一環で既定のプロフィールに戻したりすることもあります。焦らず再起動して状態を見てくださいね。
ざっくりまとめ
基本的な対処は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileListに行き、あなたのユーザープロフィールのキーを探します。ProfileImagePath
が一時フォルダなどを指していないか確認し、問題のあるエントリーは削除か名前を変えましょう。もちろん、作業前には必ずバックアップを忘れずに。それができたら、PCを再起動し、再びサインインできるか試してみてください。
少しでも参考になれば幸いです—私もこれにはかなり時間がかかりましたし、他の人にも同じ苦労をしてほしくありません。レジストリは強力だけれども危険なもの。慎重に一歩ずつ進めてくださいね。うまくいきますように!