Windows 11でゲームのパフォーマンス向上を狙うなら?私が試して効果を実感した方法をご紹介
正直なところ、最初にやったのは ゲーミングモードをオンにすることでした。これは当然のことに思えますが、意外と設定を見つけるのに苦戦しました。なぜかMicrosoftは設定の中に隠し場所を作っていて、探すのが一苦労。とにかく、あのおなじみのショートカット Windows + I で設定をすぐに開くのが一番早いです。まさに「パフォーマンス設定はどこ?」と叫ぶよりも効率的ですね。
設定画面が開いたら、左側のメニューから ゲーム を探します。そこに見当たらなければ、下の方や別の階層に隠れている場合もあります。Windowsの設定はちょっとわかりにくいこともありますからね。ゲームの中に入ったら、ゲームモードを見つけて、それを 「オン」に切り替えます。操作自体はシンプルですが、これだけですぐにFPSが向上するわけではありません。私の場合、設定を反映させるためにPCの再起動や一度サインアウトとサインインが必要なこともありました。この機能は、ゲームのプロセスに優先順位をつけて、背景の作業を抑制するもので、CPUやGPUが背景作業に追われてるときに特に効果的です。
ゲームに最適なGPUを使わせる設定方法
これがかなりのキーポイントとなりました(ダジャレじゃありません!)。ノートパソコンや、内蔵GPUと外付けGPUの両方を搭載したシステムでは、Windowsが自動では最適なGPUを選ばないことがあります。私もあるゲームを起動したら、フレームレートがガクッと落ちたことがあって、その原因はWindowsが省電力タイプの内蔵GPUに自動で切り替えていたからです。
まずは グラフィックス設定 を開きます。Windowsキーを押して、「グラフィックス設定」と検索しましょう。操作が分かりにくい階層に隠れていることもあります。一度入ったら、アプリごとに使用したいGPUを指定できます。ここで少し混乱するかもしれませんので、やり方を説明しますと、対象のゲームの実行ファイル(例:C:\Program Files\MyGame\game.exe
)を見つけて、そのアプリに対して希望のGPUを設定します。
GPUブランドによって表示される項目は異なりますが、「オプション」や「優先GPU」のドロップダウンメニューから設定します。一般的には 高パフォーマンス(ほぼ外部GPUに設定)や 省電力(内蔵GPUに設定)を選びます。特にノートPCでは重要で、私の経験ではWindowsが自動的に内蔵GPUに切り替わるケースが意外と多かったです。設定を保存し、必要に応じて再起動やログインし直しを行えば完了です。正直、インターフェースが少しわかりにくいこともありますから、何度か試してみるのがコツです。
ちなみに、NVIDIAやAMDのドライバーを使っている場合は、それぞれのコントロールパネルからもGPU優先設定が可能です。たとえば、私の古いASUSノートでは、グラフィックスドライバーの詳細設定の中に隠れていました。設定だけでなくドライバーのコントロールパネルも確認しましょう。
「何も記録しない」設定でゲームのパフォーマンス向上
これには正直驚きました。録画やXboxゲームバーの機能は、ゲームのパフォーマンスにほとんど影響しないと思っていたのです。ところがこれが大誤算。特にストリーマーやクリップ収集好きな人には便利な「記録を自動で行う」機能は、CPUやRAMのリソースを大量に消費してしまいます。まったく必要ないときは無効にするのが効果的でした。
再び Windows + I で設定画面を開き、ゲーム → キャプチャ の順に進み、「何があったかを記録する」のトグルをオフにします。このほかにもバックグラウンド録画を完全に無効化するオプションもあります。私は時折、レジストリを書き換える必要もありました。Regeditを開いて、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\GameDVR に進み、RecordGameClips
の値を0に設定します。
面白いことに、オフにしてもWindowsが裏で録画を続けているケースもあったので、レジストリの変更やタスクマネージャーでゲームバーやGameDVRのプロセスを終了させる必要がありました。Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開き、「GameBar」や「GameDVR」を終了。これだけでは完全に停止できない場合もありますので、自動起動を設定やスケジューラーからも無効にすると良いでしょう。こうして不要な録画を止めることで、リソースの空きが増え、入力遅延も抑えられて、結果的にゲーム性能が向上します。
最終的なまとめ — これが私のおすすめコンビネーション
私の経験では、ポイントは次の通りです:ゲーミングモードを有効にし、Graphics Settingsやドライバコントロールパネルからゲームに最適なGPUを設定し、不要な録画機能をオフにすることです。魔法のような解決策ではありませんが、何度か設定や再起動を繰り返すことで、確実にパフォーマンスは向上しました。特にフレームレートの改善や遅延の軽減を実感できました。
また、グラフィックドライバーは最新の状態にアップデートしておくことも忘れずに。意外と見落としがちなポイントですが、これが効果を左右します。また、バックグラウンドで動作している不要なプロセスや、ゲームのオーバーレイ、録画ツールなども定期的に確認しましょう。
長くなりましたが、参考になれば幸いです。実は私も長い時間をかけて最適な設定を模索したので、みなさんには少しでもスムーズなゲーム環境を手に入れてほしいです。試してみて、ゲームの快適さを実感してくださいね。